モニターハウス募集キャンペーン

甲斐市・昭和町・中央市限定

対象は2024年12月末日までに
建築申込をしていただいた方

窓と光について考えてみました

窓と光について考えてみました

窓が多い家は、外から見て「明るそう!」と感じますが、実際に中に入ってみると必ずしもそうではないことも少なくありません。しかも、窓が多いことでいくつものデメリットを抱える可能性もあるんです。

たとえば耐震面。窓が増えるほど壁が少なくなるため、耐震性が低下してしまいます。

断熱性能についても同様です。窓の断熱性能は向上していますが、壁と比べるとまだまだ劣ります。窓が多いほど断熱性能が下がるのは避けられません。

お掃除の手間も増えます。窓を拭いたり、網戸の土埃や蜘蛛の巣を取ったり、カーテンを洗濯したりと、お手入れにかかる労力も倍増です。

さらに、防犯面も考慮しなければなりません。窓を開ける機会が増えればその分戸締りの心配も増え、「あれ、全部閉めたかな?」なんてこともよくあります(^^;)

そして、コストもバカになりません。窓が増える分、家自体のコストはもちろん、カーテンやシャッターの費用もかかります。

どうも、シンプルノート昭和スタジオ/株式会社Mottoの勝村です(^^)

窓は重要な要素ですが、「必要な窓だけにする」ことが大切です。そこで今回は、光の特性を理解しながら、賢い窓の選び方についてお話しします!

✔️直射光だけに頼らない

実は、光には「直射光」と「天空光」という2種類があります。
直射光は、文字通り窓を通して直接入ってくる光。
一方、天空光は、空中の塵や水蒸気に反射して入ってくる、間接的な柔らかい光です。

窓の配置を考える際、直射光だけにこだわると失敗します。「南向きの土地」「南向きの窓」に固執すると、土地や家のコストが高くなるばかりか、日中カーテンを閉めっぱなしで生活することに…なんてことも。

天空光を上手く取り入れることで、一日中安定した採光を確保し、心地よい明るさを実現できます。

たとえば子ども部屋などは将来的に使わなくなる可能性もありますし、北側の天空光を利用して自然な光を取り入れてた方が過ごしやすかったりします。

天空光は一年を通して安定した光を届けてくれるので、眩しさもなく、快適な空間を作り出せます。

このように、常識だと思っていることも、問題ないことも少なくありません。光と窓の関係を理解することで、必要な窓だけを選ぶことができるのです。

それでは、また(^^)

この記事を書いた人

この記事を書いた人

Motto代表:勝村正輝『一本の映画のような家づくり』なんていうと大袈裟な表現ですが、家づくりに感動し、家づくりが楽しい思い出になって欲しいという想いから、日々知識をアップデートし、技術を磨いております。そんな私たちシンプルノート昭和スタジオの家づくりに対するLogic(哲学や美学・価値観)をこのサイトで知っていただけると嬉しいです。

カレンダー

2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 

他の記事を見る

PAGE TOP