古い家が建っている土地を購入するときのポイント
売り土地の中には、田畑や工場跡地のようにすっかり使われなくなった土地もあれば、古い家がそのまま残されて売りに出されている土地もあります。特に土地が少ない地域では、こうした古い家付きの土地も候補に上がることが多いでしょう。
今回は、古い家が建っている土地を購入するときの注意点についてお話ししたいと思います。
どうも。シンプルノート昭和スタジオ/株式会社Mottoの勝村です(^^)
まず、古い家がそのまま残されて売られている理由には大きく2つあります。1つ目は解体費用を節約するため。売り手としては、解体費を先に負担するのはリスクがあるので、あえてそのままの状態で売ることがよくあります。
そして2つ目が、固定資産税の優遇措置を受けるため。家が建っていると更地の6分の1の固定資産税で済むので、売れるまでの間に税負担を軽くするためですね。
✔️古い家が建っている土地を買うときの注意点
さて、そんな古い家が建っている土地を購入する際のポイントですが、まず気をつけたいのは、境界のブロックや基礎の状態です。これが使える状態かどうかで、後々のコストに大きな差が出てきます。
また、水道の引き込み状況も確認しておきたいポイントです。特に古い家では、上水道が未整備で地下水を使用している場合があるため、市の規定に合致しなければ再度工事が必要になる可能性があります。
地盤に関しても気をつけましょう。既に家が建っている土地だからといって、必ずしも地盤が強いとは限りません。地盤調査を必ず行うことをお勧めします。
さらに、古い家があるということは周囲の家も古い可能性が高いです。空き家かつ何十年も放置されている家が周りにある場合シロアリのリスクが高くなるため、土壌部分のシロアリ対策も忘れずに行いましょう。ほとんどの住宅会社が標準で対応していますが、念のため確認してくださいね。
これらのポイントに気をつけながら、古い家が建っている土地を購入する際の判断材料にしてください。
それでは、また(^^)